【初心者向け】メタマスクの基本的な使い方 Part.1 ~ウォレット作成・送受信・接続編~

こんにちは!JPYC株式会社です。
今回は『メタマスクのウォレット作成方法と基本的な使い方』について解説していきたいと思います。
メタマスク?ウォレット?と思った方は、ぜひ読んで、これらをマスターしちゃいましょう。
この記事は、これから暗号資産の取引を始めたいひとに向けた内容ですので、わかりやすくしっかり解説します。そして、読み終えたころにはこれらの内容が理解し、ウォレットを作成でき、使いこなせるようになっていますよ。
「学べること・できること!」
〇 暗号資産を管理するウォレットがわかる。
〇 ウォレットの1つであるメタマスクがわかる。
〇 メタマスクの登録ができる。
〇 メタマスクの基本的な使い方がわかる。
ということで、さっそくいきましょう。
□メタマスクの登録方法と使い方を学ぼう!
■ウォレットとは、暗号資産を管理するためのお財布のこと!
さて、まずはウォレットについてお話ししていきましょう。
みなさん、ウォレットってなにかわかりますか?そうです、お財布のことですね。
ですが、このお話しに出てくるお財布は、『暗号資産』用のお財布になります。
しかし、暗号資産のお財布も基本的には、皆さんが持っていて日常で使う財布と変わりありません。ウォレットは、暗号資産を保管したり、管理するためのものになります。
では、何が違うのかというと、実物がないというのが特徴になるでしょう。というのも、ウォレットはインターネット上にある財布だからです。
イメージとしては、ここ最近使われているインターネットバンキングと呼ばれる銀行のようなものでしょうか。わざわざ銀行に行かなくても、パソコンやスマホで取引ができますよね。
あれも、目の前に現物(お金)こそありませんが、あなたが持っているお金が表示されたり、ほかの人に振り込んだりすることができますよね。これと同じようなものと考えてください。
※なお、JPYCは暗号資産ではありませんが、このウォレットを通じてやり取りが可能です。
続いて、そのウォレットの1つであるメタマスクについてお話ししていきましょう。
・メタマスクは、登録料、利用料0円のメジャーなウォレットです!
メタマスクというのは、暗号資産のウォレットになります(2021年8月中)
このメタマスクのウォレットを登録すれば、多くのブロックチェーンゲームやDEX(暗号資産の取引するところ)だけでなく、今話題のNFT(画像などのこと)の取引ができるOpenSeaというサイトにも使えます。
そのため、まず暗号資産を使ってみたいという人にとって、メタマスクはオススメできるウォレットなのです。
そんなメタマスクですが、登録料0・利用料0で使えちゃうんです。しかも、必要なものは、パソコンかスマホだけ。
この記事読んでいるということは、どちらかは今まさに使っているはずですから、あなたでもメタマスクのウォレットを作れちゃうんです!
また、メタマスクは日本人の多くが利用していますから、情報がたくさん出てきます。なにか困ったときでも、調べれば解決することができますよ。
ちなみに、メタマスクはキツネがトレードマークです。
ということで、メタマスクとウォレットについて理解してもらったと思うので、このままメタマスクのウォレットを作っていっちゃいましょう!!
■ウォレットを作っていこう!
ということで、メタマスクでウォレットを作っていきたいと思います。
まず、メタマスク作成には公式サイトや公式ツイッターからいきましょう。メタマスクと検索すると、偽サイトが表示されることがあるためです。
メタマスクは、Google ChromeやMicrosoft Edge、Brave、Firefoxといったブラウザで登録が可能です。
こちらにブラウザ別のリンクがありますので、メタマスクを登録したいブラウザを選択ください。
今回はGoogle Chromeというブラウザで、メタマスクを登録していきます。上の画像のChromeに追加を選択します。
続いて「Metamask」を追加しますか?と表示されるので「拡張機能を追加」をクリック!
MetaMaskにようこそ!と表示されたら「開始」をクリックします。
今回は新規でウォレットを作成するので、右にある「ウォレットを作成」をクリックします。
内容に同意する場合は「同意する」、しない場合は「結構です」を選択ください。
最低8文字のパスワードを、新規パスワードとパスワードの確認に入力します。その後、同意するにチェックを入れてから「作成」をクリックします。
続いて、メタマスクを使ううえで重要な、ウォレットの管理方法について解説動画があります。
この部分はかなり重要なので、しっかり見て、理解しておきましょう。
ただ、動画の解説が英語なので、上のYouTubeで日本語字幕を設定し見ることをオススメします。
赤矢印の「ここをクリックします」をクリックすると、ウォレットの復元に必要になるシークレットリカバリーフレーズと呼ばれる、12個の英単語が表示されるので忘れないように保存しましょう。
これをなくしてしまうと、パソコンなどの機種を変えたとき、ログインパスワード忘れたときに、復元できなくなってしまいますので重要ですよ!
メタマスクは、1Passwordのようなパスワード管理ソフトに保存したり、紙に書いて複数の場所に保管するようにという風に言っています。
一般的なサイトではパスワードなど忘れた場合、問い合わせればパスワードの再発行などできます。しかし、このシークレットリカバリーフレーズはこの画面にも記載の通り、だれにも情報を開示することはない(再発行はしない)ということなので、なくしたらマジで終わりです。。。
保存ができたら「次へ」をクリックします。
ここでは、前のページで保存をした12個の単語を順番通りに選択していきます。最後に、確認をクリックしましょう。
「全て完了」をクリックすれば、ウォレット作成完了です。
途中の動画説明にもありましたが、重要箇所を改めてお伝えしておきます。
〇シークレットリカバリーフレーズは、絶対に誰にも教えない。
→教えてしまうとあなたのメタマスクにログインできるようになり、資産を引き出すことができてしまいます。入力を求められても教えないでください。
なので、SNSで教えてほしいというメッセージを受け取っても、教えてはいけません。
〇メタマスクは、シークレットリカバリーフレーズを復元できない。
→シークレットリカバリーフレーズを忘れたり、メモを紛失しても再発行することはありません。忘れれば、メタマスクにある資産を引き出すことができなくなります。
・作成したメタマスクにログインしていきます。
ブラウザの右上のキツネのアイコンをクリックして、設定したパスワードを入力します。
その後「ロックを解除」で、ログインできます。
これで、メタマスクが使えるようになりました!おめでとうございます。
■メタマスクを使った暗号資産の送受信について
・暗号資産の受取について
では、メタマスクについて、もうちょっと知っていきましょう!
ここでは、ほかの人から暗号資産をを受けとるときに使う『アドレス』についてお話ししていきます。
このアドレスというのは、銀行で言えば口座番号のようなもので、あなた専用のものになります。これを相手に伝えて、相手が暗号資産を送れば、受け取ることができます。まさに、銀行振り込みのようなもの。
アドレスを相手に伝えるときに気を付けたいのは、アドレスを1文字でも間違えると届かないということ。なので、1文字ずつキーボードで打ち込むことなく、コピー&ペーストでやりましょう。
アドレスの場所はというと、上の画像で言えば「Account1」と表示されている部分がありますね。この下にある「0x9396...B77f」が、あなたのアドレスです。
この部分をクリックすると、アドレスがコピーできます。
コピーしたアドレスを相手に伝えて、相手が暗号資産を送れば、あなたのもとにその暗号資産が届きます。
・暗号資産の送付について
続いて、先ほどとは逆の暗号資産を送るときに使う手順になります。
ちなみに、JPYCを弊社のアドレスに送ることで、Vプリカギフトなどと交換ができます。なので、ぜひともマスターしましょう!笑
まずはウォレットを開いて、送りたい暗号資産をクリックします。そうすると上の画面が出てきます。そして「送金」をクリックします。
送付先のアドレスを、検索画面に入力します。
金額の部分で送りたい金額を入力します。(アセットで、送る暗号資産の変更も可能です)
Transaction Fee(送付手数料)で手数料を『Low(遅い)・Medium(普通)・High(早い)』の中から選択します。
手数料を高くすれば送金速度も上がることになります。
相手のアドレス先などをよくチェックして、間違いがなければ「次へ」をクリックします。
最後に「確認」をクリックすれば、送付の手続きが完了です。
これがメタマスクの受け取る・送るという基本的な使い方になります。冒頭で、ウォレットはお財布のことといいましたが、機能的にもネットバンキングに近いのかなと自分は思っています。
では、ブロックチェーンゲームでの、メタマスクの使い方を見ていきましょう。
■ブロックチェーンゲームにメタマスクを接続する方法
・My Crypto Heoresの場合
My Crypto Heores にアクセスすると、自動的に左上のようにポップアップ画面が表示されます。
「次へ」→「接続」をクリックすると接続が許可され、My Crypto Heores を遊ぶことができるようになります。
大体、どのプラットフォームも接続方法は同じですので、ほかの場合でも同じようにすれば問題なく接続できます。
□メタマスクのウォレットについてのまとめ
今回学んだことを、改めてまとめておきましょう。
〇 暗号資産を管理するウォレットがわかる。
〇 ウォレットの1つであるメタマスクがわかる。
〇 メタマスクの登録ができる。
〇 メタマスクの基本的な使い方がわかる。
みなさんウォレットとメタマスクについて理解して、実際にメタマスクのウォレットが作れたでしょうか。そして、使い方も少しはわかったでしょうか。
もし、この記事がみなさんの悩みを解決できたならば、本当にありがたいことです。
最初に暗号資産のウォレットと聞いて、難しいなと思ったかもしれませんが、登録も普通のサイトの会員登録と似ているし、そこまで難しくなかったと思います。(と思ってもらえてたらいいなぁ。。。)
今後、ブロックチェーンゲームなどさまざまな場所で、メタマスクの利用が推奨されていき、それらのサービスは今後も増加することが予想されます。
もちろん、今回メタマスクの登録が完了したあなたは、OKです!!あとやるべきことは、この世界を楽しむだけです!!存分に楽しんじゃってください!!あなたは、もうそれができるのですから。