【画像でかんたん解説】初心者でもわかるDeFiの流動性供給について

こんにちは!JPYCです。

今回は、DeFiにおける流動性の供給の仕組みについて解説をしていきます。

DeFi?流動性供給?というように、この世界ではよくわかりにくい言葉があります。そして、理解して始めている人も多くはないでしょう。

大切なのはわかっているけど、正直言って自分で調べたりするのは面倒ですよね。

なので、こういった言葉をわかりやすく解説し、みなさんの知識になればと思っています。

 

まず、最初に流動性を供給するとは何かをまとめると下記の通りです。

 

【流動性を供給するとは】

〇流動性を供給するとは、取引したい人のお手伝いをすることである。

〇流動性を供給することで、相手が不要で、いつでも取引ができる。

〇DEXでは、AMMという自動的に取引を成立させるシステムが使われている。

 

難しい言葉や知らない言葉があるかもしれませんが、しっかりこの記事で解説していきますから、安心してくださいね。

では、一緒に勉強していきましょう。

 

■DeFiとは、金融をみんなで管理すること

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まずはじめに、ざっくりDeFiという言葉について学んでいきます。

 

DeFiというのはDecentralized Financeの略で、日本語で言えば分散型金融といいます。

分散型金融?どういうこと?と思われたと思いますが、分散型=”非”中央型と考えていきましょう。つまり、中央型ではないということです。

 

今の世の中、お金に関しては国であったり、銀行が管理していますよね。その発行されたお金を使って、我々は生活しているわけです。

というように、どこか特定の企業やグループが管理することを、中央集権(権利・権力が1つの場所に集まっている)といいます。

仮に、銀行という管理者が問題を起こせば、利用者にとって不都合なことが起こります。

例えば、○○銀行のATMがトラブルで使えないとか、そういったことも利用者にとっていいことではありませんよね。

また、こういう問題は会社に限った話ではありません。インドでは、2016年に通貨の廃止を突然決定したことがあります。

”インド標準時の2016年11月8日午後8時に、ナレンドラ・モディ首相が、突如「インドに蔓延している汚職と脱税の根絶を目的」として、1,000ルピー紙幣(当時の為替レートでは日本円で1,600円)と500ルピー紙幣(同日本円で800円)の流通差止を命じ4時間後の11月9日午前0時(日本標準時同3時30分)以降、これら2種類の紙幣は、法定通貨としての効力を失うと、インド国営テレビ局(DDTV)を通じて宣言した。この発表により、銀行やATMに通貨交換を求めて国民が殺到した。”

引用:インド・ルピー(Wikipedia)※太文字部分は、執筆者が追加

つまり、国という超巨大組織ですら、こういったことが起こりうるということなのです。

 

では、逆に”非”中央型(分散型)というのは、管理する会社や人がいません。あるのは、取引を自動化するプログラムになり、それを特定の人ではなくみんなで管理するというわけです。

その結果、一部の人たちが管理することがなくなるので、システムに問題さえなければトラブルもないといえるでしょう。

 

ただし、分散型金融というのにも、当然ながらデメリットがあることは理解しておきましょう。

例えば、銀行の振込先を間違えた、銀行が倒産したなどの場合、利用者のお金を保護する仕組みがあります。

同様にパスワードなどを忘れた場合、再発行や問い合わせれば手に入るでしょう。

 

しかしながら、分散型金融にはそのような補償はほぼなく、パスワードなどの管理は、あくまで自己責任で保護してくれません。

また、みんなが管理者になるため、問題が起きたとき誰が責任を取るのか、そして、何かを決める際、意思決定に時間がかかる、というようなことも分散型金融のデメリットとしてあります。

 

改めてみると忘れがちですが、この中央集権型の仕組みの安心感というののありがたみを感じますね。

□DEXとはトークンを取引する場所

そんなDeFiのなかの1つに、DEX(Decentraraised EXchange)というものがあります。

これは分散型取引所といい、先ほどの中央集権型ではない、みんなで管理する取引を行う場所になります。

このDEXの役割としては、みなさんが所有するトークン(ビットコインやイーサリアムなどのこと)の交換をすることがあげられます。

 

DeFiの説明でもしたように、DEXを利用することでのメリットは「管理する人間がいない」ため、取引手数料が安くなります。俗にいう人件費などのコストがないから実現しているわけです。

 

しかしながら「管理する人間がいない」のに、どうやってDEXでトークンの取引をするのでしょうか。誰が、トークンを交換できるようにしているのでしょうか。

もちろん、トークンも何もない場所で、取引なんてできませんからね。

いわば、商品がないのに、お店を始めたようなものです。

 

これを解決する方法が「流動性を供給する」ということになります。

 

■流動性を供給するとは、取引のお手伝いをすること。

では、流動性供給について解説をしていきます。

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例えば、みなさんがもっているビットコイン(BTC)を米ドルステーブルコインであるUSDCに交換したいとします。このトークン同士を交換することを、スワップ(swap)といいます。

しかし、この場合、BTCが欲しいと思っている人

そして、USDCを持っている人がいないといけませんよね。そうでないと、スワップはできません。

つまり、トークンを交換する場合「交換相手」「トークン」が必要になります。

日本円を米ドルに両替するときに、両替所が閉まっていたり、交換してほしい米ドルを持っていないなら両替できないようなものです。

 

この2つの問題を解決するのが「流動性供給」という方法になるわけです。

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流動性を供給するというのは、トークンとトークンをペアにしてDEXに預けることです。預けるとDEX内に保管(プール)されます。

そして、誰かがBTCをUSDCに交換したいよ!という人が出てきたとき、このDEXに保管されているプールの中から取引がされるのです。

これであれば、交換相手を探す必要はないし、保管されている中から取引をすればいいので管理が楽になります。

 

具体的に言えば、BTCとUSDCのプールがあるとします。誰かがBTCをUSDCに交換したいとなれば、BTCをプール内に入れ、USDCが出てくるような感じです。

 

もちろん、プールに保管されている量以上の取引はできません。

 

まとめれば、流動性を供給する人というのは、スワップしたい人のお手伝いをしているというわけなのです。

そして、お手伝いをした人に対して報酬が支払われる仕組みになっています。

※上の画像の通り、交換をするとプール内のトークンの量が各々変わります。その結果、流動性の解除をしたとき、タイミングによっては受け取れるトークンが、流動性供給時と異なることがあります

■AMMと板取引の違いについて

これまで、DEXにおける流動性供給について話してきました。

では、プールに保管されたトークンはどのように取引されていくのかということについて解説していきます。

ここでは「板取引」「AMM」という2つの取引方法について、見ていきます。

 

□板取引は、相手がいないと成立しない取引方法!

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株式投資などをしたことがある人なら聞いたことがあるかもしれませんが、取引方法の1つとして板取引というのがあります。

これはかつて株式を取引するときに、証券会社が板を使って、株の売り買いをしてきたことに由来します。

 

この場合、買いたい人は、A社の株を○○株で✖✖円で買いたい!というように注文を出します。売りたい人はその逆です。

このように板に希望株数と価格を書いていたわけです。そして、その注文した条件で納得した人がいれば、取引が成立していたわけです。

 

DEXの取引で、同様のことをするのは可能です。1BTCを63,000USDCで買いたい!のように注文すればいいのですから。しかしながら、この方法はかなり不便なものです。

 

DEXにおいて、板注文をする場合

・取引をしたいひとがいないといけない。

・注文の度に手数料がかかる。

という問題点があります。

 

取引したい人がいないといけないというのは、まさに上で書いたように交換したいひとを探さないといけないということです。

仮にいたとしても、交換条件が悪かったりし、交換するひとが損するような取引になることがあります。

そして、DEXでの取引の場合、注文が成立しようがしまいが、希望の注文をするたびに手数料がかかってきます。そのため、利用者にとってあまり都合のいいものではなかったというわけです。

 

そこで、この問題に解決するべくできたのが、AMMというものになります。現状のDEXでの取引は、この方法が一般的となっています。

□AMMは、相手が不要で自動的に取引が成立する取引方法!

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AMM(Automated Market Maker)というのは、プールに保管されたトークンを使い、自動的に取引を成立させるシステムのことになります。

つまり、スワップするとき、相手がいる必要もないし、注文がその場で成立するので手数料も1回払うだけで済みます。だから、利用者にとって便利なシステムだったわけです。

そのため、DEXでの取引には、このAMMが使われています。

■流動性供給についてのまとめ

〇流動性を供給するとは、取引したい人のお手伝いをすることである。

〇流動性を供給することで、相手が不要で、自動的にいつでも取引ができる。

〇DEXでは、AMMという自動的に取引を成立させるシステムが使われている。

 

ということで、最後にDeFiと流動性供給についてのまとめになります。

 

こういった難しいけど知っておきたいことを、これからもJPYCブログでは初心者でもわかるよう情報発信していきます。

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