こんにちは、JPYCです。
今回は、手に入れたJPYCをほかの人に送ったり、受け取ったりする方法を解説していきます。
もくじ
- もくじ
- トークンを送るのに必要な『ガス代』と『トークン』
- 取引に必要なガス代とは?
- ガス代として使えるトークンは、ネットワークによって違う!?
- JPYCやトークンを送る方法を解説!
- JPYCを実際に送ってみよう!
- JPYCやトークンを受け取る方法
- 自分のアドレスを確認する
- 取引内容の確認方法
- まとめ
- 理解度チェック
トークンを送るのに必要な『ガス代』と『トークン』
取引に必要なガス代とは?
まず、JPYCを送る方法を解説する前に、取引に必要なガス代について話しておきます。
ガス代というのは、簡単に言えば、手数料のことです。例えば、銀行のATMを利用したり、送金すると手数料がかかったりしますよね。
ブロックチェーンの世界でも、同様に取引に手数料がかかります。その手数料をガス代と呼びます。
ガス代として使えるトークンは、ネットワークによって違う!?
ちょっとややこしい部分が、なにで手数料を払うのかという点。
先ほど言ったATMでお金を引き出すなどの場合、日本円を手数料として支払います。
しかし、ブロックチェーンの世界では取引するネットワークごとに、ある特定のトークンを準備しないといけません。
例えば、Ethereumネットワークの場合、イーサリアム(ETH)がガス代として必要です。
各ネットワーク(例) | ガス代として使えるトークン |
Ethereum | ETH(イーサリアム) |
Polygon | POL |
Avalanche | AVAX |
Astar | ASTR |
Gnosis | xDai |
Shiden | SDN |
このようにネットワークごとにガス代として使えるトークンが異なるため、取引するとき、事前に各トークンを入手する必要があります。
上記表にあるネットワークのJPYCを購入すると、無料でこのガス代として使えるトークンももらえます!(ETH除く)また、これらトークンは、国内外の暗号資産取引所などから入手することも可能です。
ガス代についてのより詳細な解説は、下記の記事からどうぞ。
JPYCやトークンを送る方法を解説!
JPYCを実際に送ってみよう!
では、実際にJPYCを送ってみましょう(本記事では、メタマスクをウォレットとして解説します)
まず、ウォレットを開きます。ウォレットの開き方は、右上にあるキツネ(メタマスクのロゴ)をクリックするとできます。
もしメタマスクのロゴがない場合は、画面右上にあるパズルのピースのようなマークをクリック。その後、メタマスクをクリックすることで開けます。
なお、今後も同じ動作をするのであれば、画像にある②の下にあるピンマークを青にするといいです。
今回はJPYCを送信するので、JPYCをクリックします(JPYC以外のトークンを送る場合は、送りたいトークンを選択してください)
もし、JPYCやトークンの表示がない場合は、下記の記事から登録してください。
JPYCトークンをMetaMask(メタマスク)に追加する方法
そして、「送金」をクリックします。
送金先を入力していきます。検索窓に送り先のアドレスを入力(QRコード読取:検索窓の右側の4つのブロック)します。
このとき、コピー&ペーストかQRコード読取で行うようにしましょう。
例えば「0x0f625078B4371383CC8912D4d628cBAde9416fA2」がアドレスなのですが、手入力すると間違える可能性があります。
1文字でも間違えてしまうと、送っても目的の送り先に届くことはありません。
送信先のアドレスを入力すると、このような画面が表示されます。
ここでは一番上から、送り先のアドレス、アセット(今回はJPYC)、送る金額が表示していますね。
画面真ん中の送る金額の欄で送りたい金額入力し、確認ができたら右下にある次へをクリック。JPYCを全額送りたい場合は、最大をクリックです。
最後に、確認画面です。
ここでは一番上から送金するJPYCの金額が表示され、その下にGAS FEEが表示されています。
GAS FEEというのは、冒頭で説明したガス代のことで、大体これくらいガス代がかかりますよということを意味します。
下のTOTALの欄には、今回送信するJPYCの金額と、送信の手数料として取られるトークンの枚数が表示しています。
そして、送信内容の確認ができたら画面右下の確認をクリック。
これで、JPYCを送る処理が完了しました。
今回はJPYCを送る場合でしたが、ほかのトークンでも同様の方法になります。
JPYCやトークンを受け取る方法
これまで、JPYCを送る方法を解説してきました。では、続いて、JPYCやトークンを受け取る方法をお伝えしていきます。
感の良い方はお気づきかもしれませんが、受け取る方法はJPYCを送る方法で解説しているんです。
JPYCを受け取る方法は「ウォレットアドレスを相手に伝えること」です。これだけで、あとは相手がトークンを送るだけになります。
では、自身のアドレスをどうやって手に入れるのか見ていきましょう。
自分のアドレスを確認する
まずは、ウォレットを開いてください。
赤の矢印で示した部分にマウスのカーソルを移動すると「クリップボードにコピー」と出てきます。ここでクリックしましょう。
そうすると、アドレスがコピーできます。コピーして、入力画面に貼り付けてください。
これで手に入れたアドレスをを相手に伝えれば、OKです。
- 注意事項
今回解説した方法は、同じネットワーク間のやりとりとなります。
例えば、ETHネットワークのJPYCを、PolygonネットワークのJPYCで受け取りたい時、今回の方法ではできません。
ETHネットワークのJPYCを送った場合、ETHネットワークのJPYCで受け取ることになります。
もしこのようなほかのネットワークで送りたい場合、新たにJPYCを手に入れるか、ブリッジというものを活用し、ほかのネットワークにしてから送ることになります。
取引内容の確認方法
これまでの解説で、JPYCを送ったり、受け取ったりすることができました。
実際に、どのような取引が行われたかを確認していきましょう。
まずはウォレットを開きます。「アクティビティ」という部分をクリックします。
そうすると、取引履歴が出てきます。見たい取引内容をクリックすると、詳細が表示されます。
さらに、詳しい取引概要が知りたい場合は、「ブロックエクスプローラーで表示」をクリックすると確認できます。
例えば、この取引情報を簡単に見ていきましょう。
- Timestamp:取引が完了した時刻
- Tokens Transferred:トークンの取引内容
(From:送り主のアドレス、To:送り先のアドレス、For:金額とトークン名)
- Transaction Fee:取引に使われたガス代
この場合だと「〇年▲月◎日 XX:YYに、AというアドレスからBというアドレスへ、10万JPYCが送られた。
その時かかったガス代が0.0021858…MATIC(0.00ドル※大体0.2円程度なのでこの表記)かかった」ということです。
まとめ
ということで、JPYC(トークン)の送信方法と受信方法、取引の確認方法について解説してきました。最後に、理解度チェックして終わりにしましょう。