こんにちは、JPYCです。
異なるネットワーク間、相互にJPYCを交換できる、JPYC Bridgeを開始しました!!
これにより、JPYCv2を異なるチェーン上(Ethereum、Polygon、Avalanche、Astar)で行き来することが可能です(以後、JPYCv2をJPYCと表記)
例えば、EthereumネットワークのJPYCを、AstarネットワークのJPYCに交換することができます。
PolygonネットワークのJPYCを持っているけど、AvalancheネットワークのJPYCが使いたいなどといった場合に利用できるでしょう。
今回は、別のネットワークと交換する「ブリッジについて」と、「JPYC Bridgeの使い方」について解説していきます。
もくじ
- もくじ
- JPYC Bridgeの概要
- 対応ネットワーク
- 手数料
- 交換最低額
- ブリッジ申込期日と受け取り日
- ブリッジとは?
- ネットワークは、島である。
- ブリッジは、ほかの島でも使えるように島を移動すること。
- JPYC Bridgeの利用方法
- ①JPYC Bridgeの申し込みをする。
- ②JPYCを送り、申し込みを確定する。
- ③受け取り出来たか、確認する。
- 免責事項
JPYC Bridgeの概要
対応ネットワーク
Ethereum、Polygon、Avalanche、Astar
この4つのネットワーク間で、ブリッジが可能です。
手数料
JPYC Bridge利用にかかわる手数料:1,000JPYC
ブリッジ後、受け取るJPYCから手数料が差し引かれます。手数料分を引いた残りが、ブリッジ後受け取るJPYCとなります。また、ブリッジするJPYCを”送る”際のガス代も利用者負担です。
※複数のネットワークからブリッジを行う場合、各ネットワークごとに申し込みが必要です。そのため、手数料もネットワークごとにかかります。
交換最低額
ブリッジするJPYCの交換最低額は、10,000JPYCからになります。また、単位は1JPYCとなり、小数点以下は対応しておりません。
例)
ブリッジ額 | 受取額(手数料を差し引いた額) | ブリッジ利用可否 |
9,999JPYC | ✕ | ✕ |
10,010JPYC | 9,010JPYC | 〇 |
20,005JPYC | 19,005JPYC | 〇 |
ブリッジ申込期日と受け取り日
JPYC Bridge申込期日 | ”毎月末の23時59分まで”の申し込みおよびJPYC送信トランザクションの完了 |
ブリッジ完了日 | 申込完了翌月の第2営業日以内 |
JPYC Bridgeは毎月1回行います。受け取りは、ブリッジ申し込み月の「翌月の第2営業日以内」になります。
以上が、JPYC Bridgeの紹介となります。次にブリッジについて解説し、最後に実際のJPYC Bridge利用方法を紹介していきます。
ブリッジとは?
ネットワークは、島である。
まずはブリッジを知る前に、このネットワークというのをざっくり理解しておきましょう。
ネットワークは、簡単に言えば、島です。
イーサリアムという島があります。ほかにもPolygonという島もあります。その島の中で、みな各々野菜や果物、お肉、魚、穀物(トークン)などを持っている状態です。
そして、野菜を魚に、お肉を穀物に、、、のようにトークンとトークンを交換したり、保管したりしています。※トークンとは、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産やJPYCのこと。
ざっくりこんなイメージで覚えておきましょう。
上の画像は、同じ島(ネットワーク)内でのやりとりでした。では、ほかの島とのやり取りをするにはどうすればいいのか。
それが、ブリッジになります。
ブリッジは、ほかの島でも使えるように島を移動すること。
ブリッジというのは、ほかのネットワークで使えるトークンと交換することです。
例えば、EthereumネットワークのJPYCを使って送信などをしたい場合、EthereumネットワークのJPYCを持っている必要があります。
PolygonネットワークのJPYCを送信した場合、受け取り相手はEthereumネットワークのJPYCとして受け取ることはできません。相手が受け取るのは、PolygonネットワークのJPYCとなります。
つまり、保有するトークンのネットワークと送信やDEXの利用などの取引したいネットワークが同じでないといけません。
そのため、PolygonネットワークのJPYCを保有し、EthereumネットワークのJPYCを相手に送りたい場合、別でJPYCを購入や入手する必要があります。
しかし、JPYC Bridge(ブリッジ)を利用することで、保有するJPYCのネットワークを別の希望するネットワークのJPYCに交換することが可能です。
これでネットワークの違いとブリッジをする意味がわかっていただけたでしょうか。
ブロックチェーンのネットワークに関する詳細はこちらをご覧ください。
最後に、実際にJPYC Bridgeを利用する方法について解説していきます。
JPYC Bridgeの利用方法
JPYC Bridgeの利用方法は、3ステップとなります。
- JPYC Bridgeの申し込みをする。
- JPYCを送り、申し込みを確定する。
- 受け取りできたか、確認する。
では、実際にJPYC Bridgeを利用してみましょう。
①JPYC Bridgeの申し込みをする。
まずは、JPYC Apps(https://app.jpyc.jp/)を開きます。その後、JPYC Bridgeをクリックします。
開いた画面で「JPYC Bridge」をクリックします。
次に、JPYC Bridgeの申し込みをします。必要事項を入力し、左下にある「次へ」をクリックしてください。
- ブリッジ目的
- ブリッジ額
- 送信先ウォレットアドレス
ブリッジの目的を入力ください(例:資産整理のため、ほかネットワークで利用したいためなど)
ブリッジするJPYCの額を入力してください。この額から1,000JPYCを引いた分が、ブリッジ後受け取れるJPYCとなります。
メタマスクなどのウォレットアドレスを入力ください( ❌メールアドレス、取引所のアドレス)
また、送信元のウォレットアドレスと受取先のウォレットアドレスは、同じとなります。
- ブリッジ元ネットワーク、ブリッジ先ネットワーク
ブリッジ”元”ネットワーク:ブリッジを行う際、ユーザーが送る(持っている)JPYCのネットワーク
ブリッジ”先”ネットワーク:ブリッジ後、ユーザーが受け取りたいJPYCのネットワーク
②JPYCを送り、申し込みを確定する。
入力が完了すると、上のような画面になります。
ここに表示されるアドレス宛てに、JPYCを送信してください。詳しい送信の方法は、こちらの記事を確認ください。
⚠️ご利用のブロックチェーンネットワークにより、ブリッジの画面上で表示される当社への送信先のアドレスが異なります。各チェーンに対応した正確なアドレスをご確認の上、取引を行ってください。
送信が完了したら、上の画像にある「送信」ボタンをクリックします。
これで、JPYC Bridgeの申し込みが完了です。受け取りは、ブリッジ申し込み月の「翌月の第2営業日以内」となります。
③受け取り出来たか、確認する。
最後に、JPYCをブリッジして、受け取れたかどうか確認をしましょう。
もし、ウォレットに届いていないと思った場合、確認してほしいことがあります。
・ネットワークの間違いがないか。
・メタマスクにJPYCが登録されているか。
の2点です。
- ネットワークについて
申込時でPolygonネットワークで受け取りにしたのに、ウォレットでイーサリアムネットワーク表示になっていれば、JPYCが送られてきたとしても見つかりません。
なので、上の画像にあるように矢印部分をクリックし、ネットワークを切り替え、再度確認してください。
ネットワークが追加されていない場合は、下の記事を参考に、ネットワークの追加をしてください。
- メタマスクにJPYCが登録されているか。
ウォレットには届いていても、表示されないことがあります。その場合、JPYCをウォレットに表示するよう登録しましょう。
簡単なJPYCの登録方法は、JPYC販売所の右上にある「JPYC」部分をウォレットと接続した状態でクリックします(登録したいJPYCのネットワークに切り替えてから行ってください)
その後、上の画面が出てきますので、自分が追加したいJPYCのネットワーク右にあるメタマスクのロゴ(キツネ)をクリックします。上では、Polygonを選択しています。
新たに画面が出てきて、JPYCの追加確認画面になります。ここで「トークンを追加」をクリックすれば登録完了です。
各ネットワークのJPYC V2コントラクトアドレス
現在販売しているJPYC V2のコントラクトアドレスは、すべてのネットワークで共通のコントラクトアドレスとなっています。
JPYCはV1からV2へアップデートされています。詳しくはこちらをご覧ください。
免責事項
本サービス(JPYC Bridge)は、予告なく変更または終了する場合があります。
掲載されている情報については、常に正確性を保証するものではありません。当社は、本情報に基づいて行われたいかなる行為に対しても、一切の責任を負いません。