もくじ
ステーブルコインとは?
ステーブルコインとは安定した価格(価格変動が少なく)なるように作られた通貨のことを指します。
ビットコインやイーサリアムをはじめとする価格変動が大きい仮想通貨に比べ、ステーブルコインは比較的価格が安定している法定通貨の値動きに合わせたものとなります。
ステーブルコインでは、大きく分けて3つの方法で価値と価格を安定させています。
法定通貨担保型
法定通貨担保型とは、円やドルといった法定通貨を担保としてステーブルコインを発行する仕組みです。
日本円を100円受け取った場合、100円分のステーブルコインを発行するものになります。
この場合は、発行元である機関の信頼性が重要になります。
暗号資産担保型
暗号資産担保型とは、決まった仮想通貨を担保にしてステーブルコインを発行する仕組みです。
暗号資産の価格は不安定な場合が多いため、100円分の暗号資産を担保とし100円分のステーブルコインを発行するのでは担保が成り立たちません(担保というのは、預かるというイメージで考えてください)
そのため、発行額以上の担保とし、暗号資産の価格変動を考慮したステーブルコインの発行を行います。
上の例で言えば、200円分の暗号資産を担保とし、100円分のステーブルコインを発行するようなイメージです。
この場合は発行元の機関が存在しないため、非中央集権的な特徴があります。
無担保型
市場の需給に応じて供給量をコントロールする仕組みです。
市場に出回っているステーブルコインが多すぎる場合は供給を制限します。
逆にステーブルコインが不足している場合は、新たに発行し価格の安定させます。
JPYCは、前払式支払手段の日本円連動ステーブルコイン
JPYCは、前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコインです。
前払式支払手段というのは、簡単に言えば○○社が発行する○○社でしか使えないギフト券のようなものです。例えば、コーヒーチェーンのスターバックスがあげられるでしょう。
スターバックス社が発行するスターバックスカードは、コンビニやほかの店舗は使えず、”スターバックスの店舗のみ”利用できます。
なので、JPYC社が発行するJPYCは、JPYC社との間のみで利用できるギフト券になります(現在、JPYCはVプリカギフトやgifteeといった日常で使えるギフト券との交換が可能です)
JPYCの購入方法は、こちらをどうぞ。
JPYCをVプリカギフトやgifteeに交換する方法は、こちらをどうぞ。
また、JPYCはV1からV2へアップデートされています。