こんにちは、JPYCです。
今回は、トークン(暗号資産)を管理するためのウォレットである、メタマスクの作成方法をわかりやすく解説していきます。
もくじ
- もくじ
- ウォレットとメタマスクについて
- ウォレットとは、暗号資産を管理するためのお財布のこと!
- メタマスクは、登録料・利用料0円のウォレットです!
- メタマスクでウォレットを作成
- 1.メタマスクの公式サイトで、ダウンロード
- 2.パスワードの設定をする。
- 3.シークレットリカバリーフレーズを理解し、確認する。
- 作成したメタマスクにログインします。
- メタマスクが使えなくなっても大丈夫!?
- メタマスク登録完了後に、行いたい設定一覧
ウォレットとメタマスクについて
ウォレットとは、暗号資産を管理するためのお財布のこと!
さて、まずはウォレットについてお話ししていきましょう。
みなさん、ウォレットってなにかわかりますか?そうです、お財布のことです。
ですが、このお話しに出てくるお財布は、『暗号資産』用のお財布になります。
しかし、暗号資産のお財布も基本的には、皆さんが持っていて日常で使う財布と変わりありません。
ウォレットは、暗号資産を保管したり、送ったり、受け取ったりするためのものになります。
では、何が違うのかというと、実物がないというのが特徴になるでしょう。
というのも、ウォレットはインターネット上にある財布だからです。
イメージとしては、ここ最近使われているインターネットバンキングと呼ばれる銀行のようなものでしょう。
わざわざ銀行に行かなくても、パソコンやスマホで取引ができます。
あれも、目の前に現物(お金)こそありませんが、あなたが持っているお金が表示されたり、ほかの人に振り込んだりすることができますよね。
これと同じようなものと考えてください。※なお、JPYCは暗号資産ではありませんが、このウォレットを通じてやり取りが可能です。
続いて、そのウォレットの1つであるメタマスクについてお話ししていきます。
メタマスクは、登録料・利用料0円のウォレットです!
メタマスクというのは、ウォレットの中で一番有名なものになります。ちなみに、キツネがトレードマークです。
このメタマスクのウォレットを登録すれば、多くのブロックチェーンゲームやDEX(暗号資産の取引するところ)だけでなく、NFTの取引ができるOpenSeaというサイトにも使えます。
そんなメタマスクですが、登録料0・利用料0で使えるのです。しかも、必要なものはパソコンかスマホだけになります。
そのため、まず暗号資産を使ってみたいという人にとって、メタマスクはオススメできるウォレットなのです。
この記事読んでいるということは、どちらかは今まさに使っているはずですから、あなたでもメタマスクのウォレットを作れます。
また、メタマスクは日本人の多くが利用していますから、情報がたくさん出てきます。なにか困ったときでも、調べれば解決することができるのもメリットの1つでしょう。
メタマスクとウォレットについて理解してもらったと思うので、このままメタマスクのウォレットを作っていきたいと思います。
英語の解説ですが、メタマスクの解説動画になります。
メタマスクでウォレットを作成
1.メタマスクの公式サイトで、ダウンロード
ということで、メタマスクでウォレットを作っていきたいと思います。
まず、メタマスクの作成には公式サイトや公式ツイッターからいきましょう。メタマスクと検索すると、偽サイトが表示されることがあるためです。
まずは、上の公式サイトのリンクを開きましょう。
今回はGoogle ChromeというPCブラウザで、メタマスクを登録していきます。
なお、Microsoft Edge・Brave・Firefoxなどといったブラウザでも登録が可能です。スマホの場合は、アプリをダウンロードする形になります。
「Chromeに追加」を選択します。
その後、「Metamask」を追加しますか?と表示されるので「拡張機能を追加」をクリック!
これで、メタマスクのダウンロードが完了しました。続いて、メタマスクの登録をしていきましょう。
2.パスワードの設定をする。
今回は新しくウォレットを作成するため、「新規ウォレットを作成」をクリックします。
メタマスクの品質向上のため、データを取得しますという内容です。「I agree(同意する)」をクリックします。
パスワードを入力します。その後、チェックを入れてから「新規ウォレットを作成」をクリックします。
ここまで大丈夫でしょうか?次のステップが最後になりますが、ウォレットを使ううえで一番重要な部分になります。
3.シークレットリカバリーフレーズを理解し、確認する。
続いて、ウォレットの管理方法について解説動画があります。
この部分は、メタマスクを含めたウォレットを使う上で一番重要な部分になります。特に集中して理解するようにしてください。
内容確認後、「ウォレットの安全を確保」で、次に進みます。
「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックすると、12個の英単語が表示されます。
これはウォレットの復元に必要になるシークレットリカバリーフレーズと呼ばれるもので、忘れないように保存しましょう。
シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットを使ううえで、一番重要な部分となります。
なので、ここで少し解説を入れておきます。
✔ シークレットリカバリーフレーズは、厳重に保管するようにしてください
(紙に書き、金庫のような安全な場所に保管したり、パスワード管理ソフトに登録する)
✔ シークレットリカバリーフレーズの再発行は行いません。
なので、確実に管理してください。
✔ シークレットリカバリーフレーズをほかの人に教えてはいけません。
知られてしまうと、ほかの人がウォレットにログインできるようになり、ウォレットを操作することができてしまいます(つまり、お金を引き出すことが可能になります)
このシークレットリカバリーフレーズは、パソコンやスマホなどの機器を変えたとき、ログインパスワード忘れたときのような復元(再ログイン)するときに使います(2.で設定したパスワードでは復元はできません)
そのため、紛失したりすれば復元ができない、つまりはトークンの操作ができなくなります。
そして、引き出せないからと言っても誰も補償してくれません。
一般的なサイトではパスワードなど忘れた場合、問い合わせればパスワードの再発行などできます。
しかし、このシークレットリカバリーフレーズは記載の通り、だれにも情報を開示することはない(再発行はしない)ということなので、なくしたら終わりです。。。
さらに、このシークレットリカバリーフレーズをほかの人に知られてしまうと、自由にそのウォレットにあるトークンを送ったりすることができてしまいます。
そのため、シークレットリカバリーフレーズをほかのひとに教えてはいけないということです。
決してSNSなどでシークレットリカバリーフレーズを教えてほしいというメッセージを受け取っても、教えてはいけません。
なぜ、ここまでシークレットリカバリーフレーズについて注意を促しているかというと、多くの人がこのシークレットリカバリーフレーズを紛失してトークンを引き出せなくなったり、メッセージなどでシークレットリカバリーフレーズを教えてしまい、トークンを盗まれてしまったという被害が後を絶たないからです。
みなさんにこういった被害にあってほしくないので、シークレットリカバリーフレーズの重要性をお伝えしています。
では、シークレットリカバリーフレーズの保存ができたら「次へ」をクリックします。
ここでは、前のページで保存をした12個の単語のうち、空欄部分を入力していきます。最後に、確認をクリックしましょう。
「了解」をクリックすれば、ウォレット作成完了です。
今後、メタマスクを利用する場合、上記の設定を行うと管理が楽になります。
作成したメタマスクにログインします。
ブラウザの右上のキツネのアイコンをクリックして、設定したパスワードを入力します。その後「ロックを解除」で、ログインできます。
これで、メタマスクが使えるようになりました!おめでとうございます。
メタマスクが使えなくなっても大丈夫!?
冒頭にウォレットとは、暗号資産専用の財布ということを言いました。
そのため「ウォレット=暗号資産専用の財布=ウォレットに資産が保管されている」と理解しているかもしれません。
では、ウォレットであるメタマスクがトラブル等使えなくなったとしたら、メタマスクの運営会社consensysが倒産したらどうなってしまうのでしょうか。
これまでのことを踏まえて、考えてみましょう。
これはシークレットリカバリーフレーズが重要であるという話を理解できていれば、納得がいくはずです。
答えとして、
「シークレットリカバリーフレーズを入力=それに紐づいたデータを取得=資産がウォレットに反映される」です。
つまり、ウォレットはシークレットリカバリーフレーズに紐づいたデータ(ブロックチェーンに保管された情報)を表示させるものです。
ウォレットの中にトークンが保管されているわけではないため、上述の問題があっても問題ありません。
スマホをなくして、新しいスマホに買い替えたとき、IDとパスワードを入力すれば、それまでのアプリのデータが引き継がれますよね。これと同じです。
しかし、何度も言っている通り、シークレットリカバリーフレーズがいわば、再発行不可のID/パスワードであり、厳重に管理しなければならない存在なのです。
シークレットリカバリーフレーズを使った、ウォレットの復元方法はこちら。
メタマスク登録完了後に、行いたい設定一覧
メタマスク登録、お疲れさまでした。これで一旦メタマスクの利用が可能です。
しかし、これだけでは設定として足りない点がありますので、設定を行えるように解説記事を別途用意しています。
メタマスクを登録したときには、イーサリアムネットワークが設定されています。
Polygonネットワークなどのほかネットワークを利用する場合は、別でネットワークの追加が必要です。
メタマスク登録時に表示される通貨は、ETH(イーサリアム)のみとなります。
ほかのJPYCなどのトークンを表示したい場合は、トークンの追加設定が必要です。
トークンを手に入れた後、ほかのひとなどに送ったり、トークンを受け取る方法になります。
JPYCの購入方法を解説しています。JPYCを購入すれば、直接メタマスクに届きます。
初めてのメタマスク利用に、購入してみてはいかがでしょうか。
また、手に入れたJPYCは、『1JPYC=1円』でVプリカギフトやgiftee Boxと交換が可能です。